基本理念
社会福祉法人横須賀基督教社会館は、地域と共に歩んできたコミュニティセンターとしての歴史を大切にし、 キリスト教精神に基づく施設として、不安や孤独、排除や孤立のない、人と人のつながりが大切にされ、 希望をもって暮らすことのできる地域社会、自立と連帯のコミュニティ形成を目指す。
目標とする地域社会のイメージを、
- 「安心して子どもを生み育てられる社会」
- 「違いを受け入れ、たすけあう社会」
- 「長寿を喜ぶ社会」
- 「みんなで参加して共につくる社会」
とする。
(コミュニティセンター,ノーマライゼーション,ソーシャルインクルージョン)
その目標を達成するために、以下を社会館の基本姿勢とする――――
- 1.一人ひとりを大切にする。
- (基本的人権,自立支援,利用者主体)
- 2.住み慣れたまちで、ずっと暮らしたいという人の自然な思いを大切にする。
- (ライフサイクル,コミュニティケア)
- 3.地域の人たちが、参加・交流しながら、たすけあいの輪を広げ、福祉のまちづくりを進めることに協力する。
- (住民主体,交流,コミュニティ形成,セツルメント)
- 4.手の届かない問題、声にならない願いに気を配り、積極的に関わる。
- (民間性,ボランタリズム,リーチアウト)
- 5.問題をバラバラにとらえるのでなく、その人を中心に必要な支援を考え、提供する。
- (総合性・統合化)
- 6.キリスト教社会福祉のこころを大切にする。
- (キリスト教社会福祉)
横須賀基督教社会館全体方針・目標
◆基本聖句
何事でも人からしてほしいと望むことは、人々にもそのとおりにせよ。
(マタイによる福音書 7章12節)
◆基本理念
社会福祉法人横須賀基督教社会館は、地域と共に歩んできたコミュニティセンターとしての歴史を大切にし、キリスト教精神に基づく施設として、不安や孤独、排除や孤立のない、人と人とのつながりが大切にされ、希望をもって暮らすことのできる地域社会、自立と連帯のコミュニティ形成を目指す。
1.事業方針と目標
社会館は、「地域と共に」福祉ニードに応えるために事業を展開してきた。 社会福祉をめぐる状況の変化はめまぐるしいだけに、設立の原点である“地域、利用者中心主義”と“キリスト教社会福祉のこころ”を大切にしたい。
社会館が目標とする地域社会のイメージは、
「安心して子どもを生み育てられる社会」
「違いを受け入れ、たすけあう社会」
「長寿を喜ぶ社会」
「みんなで参加して共につくる社会」である。
これらの目標にむかって各部署の事業を展開するが、各部・各施設間の交流・協力・協働を蜜にし、サービスの統合を図り、複合施設としての特色をサービス向上に結びつけ、総合的地域福祉実践に取り組みたい。
児童、障害、高齢各分野の制度変更が不透明な中で事業運営は大変厳しい状況が続くことが予測されるが、社会館の存在意義がなお一層明確となるような事業を展開したい。
そのためにはニードと政策に対する鋭い洞察力と叡智をもって現実に立ち向かう姿勢が求められていると自覚している。
今年度は社会館中長期構想の柱である事業再編に向けての取りくみ、人事制度の策定、財政計画を推進すると同時に次の8点を目標とする。
- 利用者の自立を支援する。
- ボランティアの育成に力を入れる。
- 「田浦町たすけあいの会」をはじめ、自治会などの町内各団体と連繋してまちづくりに努め、住民相互のたすけ合い活動を推進する。
- 各部・各施設の事業を充実させ、個性的特徴を強める。
- 役職員の研修・研究を重視し、専門性を深めつつサービスの向上に努力する。
- 横須賀・神奈川・全国・アジア・世界の福祉社会への視野を広げる。
- 北米・アジア、特に韓国との協力関係を促進する。
- 田浦教会の祈りに支えられ、職員一人ひとりのスピリチュアリティを深め、地区の教会とともに宣教活動に参加する。